【オススメ海外映画紹介】あるいは裏切りという名の犬

はい、今回は映画紹介コーナーです。


「あるいは裏切りという名の犬」


タイトルが痺れるじゃありませんか。

映画の内容もさることながら、この邦題をつけた方は天才です。


ついつい、「あるいは」を連発したくなっちゃいます。

あるいは古本に付いたご飯粒。

あるいは、お腹が空いたからポテチ食う。

あるいは……。

いや、脱線しました。 笑


で、内容はというと、僕が好きな男くさ~い、ひたすら男臭いハードボイルドタッチのストーリーとなっております。

マイケル・マン監督の「ヒート」にも通ずる世界観といえます。


登場する男たちが渋いの何の。いちいち格好の良い台詞を息をするように吐きます。 笑

これが実話だというのだから更に凄い。

かつては親友同士だった、組織の規律から逸脱し権力に執着する男と、仲間に慕われるも権力を嫌う正反対の二人の男。


やがて出世する者と人生を転落する者。


相反する男が警察という巨大組織の中で如何に争い、如何に復讐を遂げるか。

ハリウッド的な派手な描写はなくエンターテイメントとは言いがたい同作品ではありますが、フランス映画らしい泥臭い空気感が返って持ち味を出しています。


ラストに向け各所に鏤められた伏線、予想を裏切られるエンディングに、きっとノックダウンされるでしょう。

そして、こう思うはずです。


持つべきものは仲間だと。


是非、ご鑑賞あれ。^^


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