狙撃の限界は??

突然ですけど、皆さんはスナイパーと聞いて、どう思います?


スナイパー。何とも厨二心をそそられる響きだと思いませんか? 笑

俺、スナイパーだけで、どんぶり三杯いけるわっ!!


思わず叫びたくなります。


・・・はい!ということでね。今回の話題はスナイパーです!!


日本ではスナイパーといえば、やっぱあの人ですよね。

相手に背中に立たれるのを極端に嫌う(下手すりゃポアされる)あの人です。


そう、デューク東郷ことゴルゴ13です。笑


まさに完全無欠。

世に完璧な狙撃手として名を馳せたゴルゴ13ですが(漫画っすけどね^^;)事実は小説よりも奇なり。


彼と同等。もしくは、それ以上と思われる狙撃の天才たちが、どやら現実にはいるようです。


先日もカナダの兵士が新記録を達成(人を撃っておいて少し不謹慎な気がしますが)とかでニュースになっていたのも記憶に新しいかと思います。


その距離、何と3450メートル!!

使用されたのは、マクミランTAC-50狙撃ライフルというボルトアクション式の対物ライフルです。

イラクでの任務中にイスラム国の兵士を狙撃したとか。

これまでの最高記録は英国の兵士が338ラプアマグナムで狙撃したとされる2475メートルだったそうで、それを1キロも上回ったことになります。


詳細については機密もあるため、多くは伏せられてますがミリオタとしては気になるところです。



弾丸は放物線を描いてとんでいくため、当然、引き金を引く際は、それも計算する必要があります。

距離が離れれば離れるほど、誤差は大きくなるし、その上、風向きは勿論のこと、風力や気圧、それに湿度。使用する際の弾丸。

それらの、ちょっとした条件や環境の違いで命中率は大きく変わってくるわけですね。


なので、気にする点は山ほどあります。

此処までくると半ば数学的なスキルが必要となってきますよね。^^;

文系の僕じゃ無理です。 笑



まあ、そのため現実では、スポッターと呼ばれる観測手のパートナーがいるわけで、彼らは狙撃手とは別に測量をメインに行動する訳です。

なので、ゴルゴ13みたいにピンで長距離狙撃を成功させるなんてのは、ほとんど創作上の世界で神業な訳です。^^;


ついでに言うと、ゴルゴ13の愛銃であるM16は狙撃銃ではありません。←これって結構トリビア? 笑


このカナダ兵が、どのような形で狙撃を成功させたのかは分かりませんが、(まさか偶然なんてことはないとは思うけど^^;)まあ、凄いことではありますよね。


予測ですけど、少なくとも風向きが上手いこと味方してくれたことは間違いないでしょう。


狙撃と聞いて最も有名なのは、やはりJF・ケネディの事件でしょうかね。

でも、それ以来、政治的な案件で狙撃が登場するのって、あまり聞かない気がします。

それだけ困難な業が要求されリスキーな方法ということなのでしょうか。


何の映画で上級者ほど標的に接近して仕事をこなす的なことも言ってましたし。

(本当かどうか知らないけど、確かに接近した方が確実そうですよね)


今後も、こういった記録は更新されていくのでしょうね。


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